「闇の支配者」最後の日々

世間を賑わしたＳＭＡＰの分裂騒動に興味があって購入してみた。今回の一連の騒動は背後にある山口組の分裂であり、さらにその背後にあるＣＩＡの分裂にあるらしい。確かに芸能とヤクザ、ヤクザとＣＩＡの繋がりは有名な話なので、そう考えるとあの異様な会見も納得できる。筆者が言うところ、１％の闇の支配者が９９％の人間を奴隷にしているという。「闇の支配者」＝「ハザールマフィア」、いわゆる「イルミナティ」と言った秘密結社、ロスチャイルド一族、ロックフェラー一族、欧米の王族、企業家一族などが構成員であり、アメリカに巣食っているはザールマフィアの一派がパパ・ブッシュ率いるナチス勢力だという。いわゆる「陰謀論」や「都市伝説」でよく出てくる名前だが、この本を読むと世界で今起きていることがリンクし非常に「つじつま」が合うのだ。すべてが真実ではないだろうが、その「闇の支配者」の存在を全く否定するわけにはいくまい。その中でも気になったのは「安倍ナチス政権の実態」のくだりにある株式会社ムサシの存在だ。安倍政権は日本を軍事国家にしたいペンタゴンと、日本のカネを奪いたいアメリカ国務省のナチス勢力の妥協から生まれた。そして株式会社ムサシとは選挙の票読み機の会社で、個人大株主には安倍晋三の父安倍晋太郎がかつて名を連ね、さらにたどっていくとロックフェラーとロスチャイルド系にたどり着く。外資の乗っ取りは１９９６年にかけてこっそり行われ、２０００年以降ムサシの自動票読み機が国政選挙に導入され誕生したのが天下の売国奴小泉政権であり、安倍政権なのだ。これが事実であれば今盛んに行われている選挙運動はなんなのだろうか。行く意味があるのかということになってしまう。さらに妄想すると、３．１１の大震災もあらかじめ予測（あるいは氏の言う人工地震？）されていたものであれば、あえてその時期に政権担当能力のない民主党政権にしてその無能さをあぶり出したとも考えられる。９．１１やパリやベルギーのテロがやらせであったという事実がある以上、考えられなくもない。世界はイギリスのＥＵ離脱やパナマ文書など、今まででは考えられないことが起きている。今後さらに加速するだろう。この書のすべてが真実かどうかわからないが、読み物として見ても面白いし知っておいて損はない。これから起きる世界の出来事についてある意味心構えができるだろう。